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※社団法人 東京都医師会発行の雑誌「元気がいいね」
第49号(2008年5月15日発行)分に掲載されているものを転載。 |
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Q.かかりつけ病院の入院費用がDPCへ変更になるそうです。
DPCってなんですか? |
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| 今まで入院費用をDPCで算定していたのは全国の大学病院や大病院など360病院だけでしたが、今年度から358病院、来年度はさらに702病院が加わり総数1420病院となります。ベッド数にすると約46万床で、一般病棟の1/2に当たります。今年からは身近な急性期病院(※)もDPCに変わる可能性があります。 |
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| 少し難しいのですが、DPCとはDiagnosis Procedure Combination の略で、日本語では診断群分類と言い、「入院した患者さんを診断名と主要な治療行為の組み合わせにより分類する」ことを意味します。これに基づいた診療報酬の支払いもDPCと言うことが多いようです。 |
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| 今までの出来高払方式では診療行為にどれだけ費用がかかったか最後に合計して算出しますが、DPCでは定額+出来高で計算します。一日の入院費用を3段階の定額とし、手術・リハビリテーション・内視鏡などは出来高のままです。入院費用は当初は高く、長期になるにつれだんだん安くなります。 |
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| 実際に患者さん一人の払う入院費用が高くなるか安くなるかは、病状で変わりますので一概には言えませんが、一般的には入院日数が短くなるため安くなると考えられます。 |
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| DPCの算定では入院中の血液検査・注射・投薬はどれだけ行っても定額ですので、医師は必要以上の検査を避け、最良の治療を行い、早期退院へ導こうとします。国がDPCを行う目的は医療の質を良くしながら、医療費を抑制することが目的です。 |
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| 良いことばかりのようですが、入院中の検査や点滴、投薬を必要以上に減らしたり、長期入院に対し強く退院を求めたりするなど、病院の不利を避けるためにモラルに反する行為を引き起こしやすいという制度上の問題が潜んでいます。 |
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| 今後日本のほとんどの急性期病院でDPCが導入されます。是非ご承知おき下さい。 |
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| ※急性期病院とは:病気の初期から落ち着くまでを主に診る病院。反対語は慢性期・療養型病院。 |
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